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日本商業ラッピング協会の目的
 日本の流通業界の中で、顧客サービスの充実が発展へのパスポートと言われてからすでに何年かが過ぎています。お客様の満足度を高める顧客サービスの内容を考える時、忘れてならないものにギフトラッピングサービスがあります。それは、接客の一環として、また他店との差別化として、重要な位置付けがされている顧客サービスのひとつです。さらに、お客様の贈る気持ちを具現化し商品を演出するギフトラッピングの手法は、消費者の購買意欲を高め、商業の活性化に貢献してきています。しかし、現状において、そのラッピングサービスを実践している企業の数は多くありません。良いとわかっているものが実践されないのは何故なのでしょうか。

 企業の経営層には、概念としてギフトラッピングの必要性は理解されているもののその重要性は情報が不足していることから正しく認識されていません。ましてや実務責任者においては、ギフトラッピングサービスの実践に必要な情報が非常に少ないこともあり、その方法も効果も正しく理解されていないのが現実です。さらに今までのラッピングは、趣味、手芸に根ざしたところで展開されているものがほとんどで、ビジネスに活用できる体系的なものがありませんでした。若い女性を中心にラッピングに対する興味が広がっている一方で、ビジネスの現場で実際にギフトラッピングサービスの実施しようとした場合、何をどうすればよいかがわからないのが現状です。つまり、どんな技術を持った誰に、どんな資材を使って、どんな仕事をさせれば良いかがわからない、そのことに理由はあったといえます。

 この様な現状においては、顧客サービスの一環としてのギフトラッピングサービスが正しく理解され、そしてその手法がビジネスで使えるように体系化され、企業のシステムの中に組み込める技術として、標準化されることが必要です。商業ラッピングは、この標準化されたシステムとして、顧客満足を高め、企業の販売活動に貢献する目的を持っています。
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